国土の約67%が森林で、世界平均(約30%)を大きく上回り、先進国の中では
第1位のフィンランドに続き第2となっています。
面積では、北海道、岩手、長野県が上位で、大阪府、東京都、香川県が下位となります。
日本は資源のない国と言われますが、「森林資源」については乏しいわけではなく、実は使わずにいるという現状があります。
●森林の状況
日本の森林の内訳は
私有林 57%
国有林 31%
公有林 12% ※ 都道府県が所有する森林
となり70%近くがスギ、ヒノキです。
人工林が多く、森林面積の約40%でかなりの面積が伐採に適した時期に来ています。
人工林は適切に管理しないと、土砂の流出、雑草で日当たりが悪くなり生育に影響を及ぼす、害獣が増加するなどが起こり、面積が広大なだけに手が付けられない状況となります。
現実に私有林の約2/3は放置されているというデータもあります。
●日本の森林の課題
・林業を担う人材が不足し、高齢化が進んで森林の管理が難しくなってきている。
・国産材の利用が思うように伸びない。
・森林資源が活用されていない。
森林伐採量の減少に伴い、林業、製材業が衰退しています。
その結果森林の相続をそのままにし「所有者不明林」がぞ増加しています。
国も「森林経営管理制度」「所有者不明土地管理制度」「相続土地国庫帰属制度」を
スタートさせ、森林の課題に取り組んではいますが、森林の課題には林業を活性化させるためには、
① 国産材の活用
② 管理されていない森林の所有者と林業経営者をつなぐ
③ 森林経営計画の推進により、集約化を図る
④ 新規就業者を確保し、育成を図る
⑤ 資源を活用して、多様な産業を創出する
が必要となります。
森林国日本
農地・土地手続き申請専門の行政書士です
「相続土地国庫帰属制度」の申請代行を行っています
みやこ行政書士事務所
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24時間365日メール対応
兵庫県から全国に発信
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